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明治15年7月、18歳の少年が奉公先の女主人を強姦殺人、放火をして逃走、やがて逮捕され、刑務所に送られた。この本は、その少年好地由太郎が獄中でキリストに出会い、キリスト教徒として生まれ変わり、大伝道者に変えられていく一部始終を綴った自叙伝である。その誠実かつ真摯な自己告白と劇的な回心は、キリストを信ずるかいなかにかかわらず、人々の感動を呼び、大正時代のベストセラーとなり、その後も、綿々と読み継がれてきた。近年は絶版となり、古書市場でも相当の高値がつけられ、なかなか入手できない本となっていた。そこで、ここに読者のために、その新版を贈る。四六判


