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実は私も同じ事を考えていました。事件発生後、間もなくあのパレスチナ人の映像が入った時、もしや?と思った人は少なくないと思います。余りにも不自然で唐突的で、いかにも国民の怒りを駆り立てる様な映し方であったし。ここに書き込む前から、今回の事件についての報道のあり方が余りにも偏っていて危険な印象を受けたのですが、誰にも言えず一人で煮え切らない思いを抱え込んでいました。
私が疑問に思ったのはあのパレスチナ人の映像が入ったとき、補助的コメントは何もなかったという事です。なぜ彼らがお祭り騒ぎをしたいと思うのか?アメリカを嫌う理由はどこにあるのか?そういう事は何も言われませんでした。確かに(向こうで)9月12日はイスラムのお祭りか何かの日だったと思います。ですから11日のあの映像の真偽も定かではありません。たとえそれが本当にアメリカのテロ事件を喜んでいたとしても、繰り返される祝いの映像は同じで同じ人、ほんの一部のパレスチナ人を映して全体を判断するのは余りにも短絡的ですよね?あれはかなりの数の人々に影響を及ぼしていると思います。他にも何度も映される飛行機の激突シーンとビルの崩壊シーン、それに飛び降りる人々のアップ・・・意図的にではないにしろ、あれだけ何度も映せばサブリミナル効果どころか一種マインド・コントロールになるのではないでしょうか?それに悲嘆にくれる人々や、怒りを露にして攻撃的な発言をしているのは殆ど白人でした。数日間画面に映し出される?アメリカ人像?はいわゆる白人ばかりでマイノリティの発言は殆どなかった。あれってブッシュ政権の影響なのでしょうか?それとも偶然?どこが行なったか忘れましたが、世論調査の結果もどれだけ正確なもんか分ったもんじゃありません。誰がどんな人にどれだけの調査をしたのでしょう?しかも時間と共に人の心だって変わるんです。何度も何度も何パーセント以上が戦争を求めているとか繰り返せば、?そうか、なら俺だって!?という心理的誘導に繋がると思うのは私だけでしょうか?実際周りのアメリカ人に?戦争を望むか??という質問をしても、殆どの人は?何らかの仕打ち(又は復讐、制裁)はしたいが、戦争という形ではなくていい?という人や?まだ何も明らかになっていないうちから戦争だなんて馬鹿馬鹿しいにも程がある?という意見が多かった。本気で戦争を望むと言ったのはリザーブに所属する人一人からしか聞きませんでした。メディアが情報をコントロールする、又は偶然であれ偏った報道をすることの恐ろしさに陰ながら戦慄いている私でした。まるでプロパガンダみたいなんだもん。
後、これは予談ですが、あるアメリカ人の女の子が
?テレビで余りにも愛国心ばかり強調してるけど、私にすれば皆が国旗グッズを買ったりラルフローレンのシャツ(国旗のマーク)着るなんて余りにも陳腐でグロスだ!!?
と言っていました。彼女の発言に(アメリカ人でもそういう風に見れるのか?と)ちょっとビックリしたけれど、私も同感でした。彼らのポジティブ・マインドは良い事だけど、何でもかんでもやれば良いっていうのはちょっと・・・。本気で愛国心があるならば、考える所はもっと他の所にあるのではないか?という疑問が湧きます。
とにかく私は外国人なのになぜこんなに影響を受けてるのか?というくらい精神的にも参っています。これからもアメリカでずっと暮らしてゆかなければならないので、そういう意味でもショックと不安があるし、6年間住んでこの国が好きだからこそ愛しみと憤りのギャップの狭間で苦しんでいるのかもしれません。とにかく食欲も気力も無く、何やっても違うような気がするし、情緒不安定で6パウンド位痩せてしまいました。何時になったら元の生活に戻れるのかな?はぁー、ちっと辛い毎日です。そんなこんなでかなり愚痴に近い感想になってしまいましたがごめんなさいね。また書きに来ます。(もんぶらん 9/17/2001)
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