2001年10月7日、アメリカのテロへの報復行為としての作戦、「不朽の自由」がブッシュ大統領の命令によって開始された。とうとう、21世紀初めの軍事行為が始まってしまったのだ。
しかし、あれほどまでテロが起きた直後、報道をしていたマスコミ達が今回の発動によって特別番組を多く組むかとおもわれたが、ここロサンゼルスで見る限り2局だけである。国民もあれほどまで熱くなって報復だ!と叫んでいたのだが、今は落ち着きを取り戻しているかのように思う。報復を支持する人達には願ってもない開戦なはずなのだが、一体どのように感じているのだろうか?
結局のところ、自分の身の回りに被害が及ばない限り、人間というのはあわてることはない。アメリカが報復活動を始めたことによって一種の安堵感があるのかもしれない。ユーゴスラビア空爆やイラク空爆のときもそうだったが、そこまで国民が心配するようなことはなかったかのようにおもう。
しかし、今回はテロ組織を相手にした戦いである。9月11日に起きたテロのように潜入活動によってアメリカに攻撃をしかけてくる場合も考えられる。今、巷で噂になっている「生物兵器」による攻撃の可能性もその一つであろう。
一番最悪な構図は、アメリカが再度テロ行為を受けることにある。そうした場合、アメリカ国民は完全に報復の鬼になるだろうからだ。今はまだ、安心を持てるため、そこまで大きな動きはない。
本当に終わりのない戦争になるのだけは、私としては勘弁してほしい。しかし、間違いなく、そうした報復が報復を呼び、大きな戦争への道を歩き始めてしまっているのかもしれない・・・。(2001年10月7日)
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