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戦況の情報公開

10月21日、アメリカ合衆国はアフガニスタンでの戦況の情報公開が完全にされていない事実をほのめかした。これは10月19日に200人という特殊部隊を投入して行われた地上戦以来、その情報が途絶えがちになっていることが何よりの証拠であろう。

遠い異国の地であるアフガニスタンでの戦況を、個人がリアルタイムで知ることはこのIT時代といえども難しい。従って、マスコミや政府が「10人の死傷者が出た」という発言をすれば、一般の国民はそれを信じるしかないのである。いくらその疑問にたいして「?」を投げかけたとしても、答えはどこにもない。

一般の見解では、今回の戦争はアメリカの圧倒的有利という。しかし、その根拠はマスコミが提示しているものにすぎないのも事実だ。

かつで太平洋戦争時に日本国が敗戦濃厚な事実をひたすら隠し、あたかも戦況は好ましいかのように記述していた、という歴史もあるように、情報というものはいくらでも操作が可能である。アフガニスタン筋によると、かつてソ連軍が苦戦したように、この冬の寒さをアメリカ兵は絶えられないという。今日の日付は10月21日、日に日に寒くなっていく季節の中で、5000メートル級の山々の中の寒さは想像を絶するモノであろう。アメリカ兵はその寒さにどこまで苦戦するのか想像もつかない。

一部の情報では、19日に始まったこの戦闘は、今もなお、続いている可能性があるという。しかし、その事実は未だ我々の元へと届いていない。

これほどの大きな戦争を起こし、各国に援助をもらっているアメリカ。私はそのアメリカは私達に情報公開をする義務があるとおもう。確かに、秘密裏に行わなくてはいけないミッションもあるかもしれないが、事実を隠さずに自国兵が死傷したときも正確に伝えるべきだとおもう。たとえ、戦況が好ましくなくても。

今、私達にできるのは、マスコミや政府が流した情報を信じ込むしかないのだろうか?なんとなく、悪い予感がしてならないのは私だけではないような気がする・・。(2001年10月21日)

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