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アフガニスタンでは今も・・ |
「テレビをつけると、アフガニスタンについて報道されている。」というのは、過去のことに変わってしまった。今や、某有名人の脱税疑惑や、構造改革、成人式など、その日その日のトップニュースがテレビを賑わしている。
しかし、絶対に忘れてはいけないのは、アフガニスタンでは今もアメリカ軍による空爆が行われ、日本の自衛隊も依然参加しているという事実である。一般には、オサマビンラディン氏やオマル氏の捜索活動をしている、という報道だが、未だに空爆や銃撃戦も多く行われている。むろん、その犠牲者も多い。
湾岸戦争のように短期決戦だった場合、報道する側としても、集中的に報道することができるのだが、今や、アフガニスタンをメインに扱っても視聴率が取れない、といったメディア側の嘆きも聞こえる。日本人の多くはすでに他の出来事に興味があり、「まだオサマビンラディンが見つからないんだねぇ・・」といったことにのみ、注意を払っている。
「報復」という名の復讐だった攻撃も今では「正義のための戦争」という名目に取って代わった。アメリカ連合軍側に犠牲者さえでなければいい、という報道も多く見受けられる。これでほんとうにいいのだろうか?人々の中でこの戦争をもう過去のもののように扱ってもいいのだろうか?この戦争は善対悪の戦いなのだろうか?私は疑問に思う。
日本の内閣総理大臣である小泉首相も、「テロだけは絶対に許さない」という発言を多くする。しかし1月10日に起きた成田空港建設反対派の爆発事件も、成人式の式典移動を強制する爆破予告も、ゲリラ行為ではなく、テロ行為なのではないだろうか?メディアは絶対にテロという言葉をかたくなに拒否する。多くの人々の中にも、テロよりもゲリラという響きのほうがまだ軽い、といったイメージもある。
私が今、一番恐れているのは、この2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロを忘れてしまうことである。本当にそれだけは、避けたいことのように思う。(2002年1月13日)
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