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頼まれたエッチ本 |
私がまだアメリカに留学する前、日本の友達に最後の挨拶をかねて会ったときにかならずといっていいほど頼まれたことがある。「コージ、アメリカにいったらよ、エロ本かエロビデオ買ってきてくれよ。あっちのやつ日本じゃめったに手に入らないから送ってくれよな!金はきちっと渡すから。」と。一人や二人なら「まぁ変わり者もいるのだろう」程度でナットクできるのだが、かなりの多くの人に聞かれたのだから私も考慮せずにはいられなかった(笑)。
ご存じのように日本の成人向け雑誌やビデオには規制がしかれている。モザイクや写さないでとるほうほうなどさまざまな方法でその規制をくぐりぬけようと作られている。私の周りでも(いや、私を含めてか・・(笑))、そのような規制をわずらわしくおもっている人が多く、その多くがモザイクや規制のないアメリカ製品に思い焦がれたものである(笑)。
その状況が留学前の頼まれごとにつながっているのである(笑)。しかし、しかしである。実際アメリカにきてみるとそのような成人向け雑誌が売られているのをほとんど見たことがない。私のあさはかな考えではコンビニにでもいけばどうどうと置いてあるのかと思いきや、まったくといっていいほど置いていない。本屋にいってもない。それじゃどこにあるのか?というと聞いた話ではあるが酒店に売っているとのこと。聞かなければわからなかったくらい私自身もどこに売っているかわからなかったのである。
日本で持っていた成人大国アメリカという思想(笑)、これはこの国に来て以来ことごとく砕け散った。これまた私のあさはかな考えだったがアメリカのテレビでは毎晩のように過激な映像が写し出されているのかとばかり思っていた。しかし現実は女性のバストにすらモザイクがかかり中指を立てるあの「FUCK YOU!」の映像にすらモザイクがかかるほど厳重なものであったのだ。それくらいアメリカのテレビの規制は激しかったのである。
もしそういった成人向けの映像を見たいというならケーブルテレビという方法があるそうだ。ただのケーブルでは写すことはできないが日本の有料放送とおなじように別料金を払えば毎日楽しくご覧になれるとかなんとか(笑)。そこまでしてテレビでみたいとおもう人は少ないだろう。
しかしビデオレンタルの店にはきちんとそういうコーナーがあり、ビデオが貸し出されている。コーナーといってもちっちゃいものでしかも日本のように壁でかくすといったものではないので中に誰がいるか一目瞭然でもある。堂々とカップルではいっている人も多いが普段はそういうコーナーに客がいることは滅多にない。
逆にロサンゼルスにある日系のビデオレンタルショップにいくとかなり大きい区画のなかに成人向けビデオが置かれている。う〜ん、この産業にかんしてはもしかしたらアメリカより日本のほうが発達しているのではないだろうか?とおもわされるほどたくさんのビデオが並べられている(ぉぃ、はいったんかい・・)。この日本人のビデオを求めにアメリカ人やメキシコ人も来るというから日本でのアメリカ人ビデオとおなじようなものなのかもしれない。
ということで日本で頼まれたエッチ本、いまだに買うことができない(笑)。残念なのか、それともよかったのか、日本の友よ、ごめんなさい(笑)
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