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アメリカ農業のスケール

私がまだ中学生だったころ、よく社会科の教科書の中にアメリカ合衆国の農業が紹介されていた。それらの教科書によるとアメリカ合衆国の農業は日本では想像もつかないような広大な農地を一つの農家が耕しとてつもなく安価で農作物を生産する、といったような内容が書いてあった。まだ(?)純粋であった私はそれらの記述をすべて丸飲みし、「へぇアメリカってやっぱりすげぇや!」と感心して止まなかったのを覚えている。

さて、実際にアメリカにきてみてアメリカの農業というものに触れてみた感想としては・・・私がおもうに日本でそれほどまでに広大と扱われているアメリカの農業も別に想像を絶するほど大きなものではないように思える。日本でも北海道や東北などの農業地帯に足を踏み入れてみればかなり広大な土地で農業をしている農家を見ることが出来る。果たしてそれらの農家とアメリカの農家はどこまで違うのだろうか?と自問自答してみると、あまり大差ないように思えるのである。

日本でも関東より西では小さな土地を耕して農業をしている農家が多い。アメリカでも別にすべての農家がそれだけ大きな土地で作業をしている、というわけではなく、「すべてのアメリカの農家」、とカテゴリに括る自体無理があるのだろう。ここカリフォルニアでは日本のように小さな土地を一生懸命耕す農家も多く、すべての農家が日本の教科書で紹介されているような広大な土地を耕しているわけではないのである。

実際、アイダホやテキサスなどの農地を見る限りその大きさは桁外れではある。すべてがすべて、というわけではないが日本の農業の大きさからすれば桁が違う、というのは確かなようだ。しかし、日本の北海道が例外であるようにこれらの中部の農業地帯が例外なだけなのかもしれない。

あくまで一握りの農家達は社会科の教科書のような農地を耕していて、それらの農家によってアメリカの桁違いな安価な農作物が作られているのである。ようするに大もあって小もある。これは万国共通ということらしい(笑)

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