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アラスカねぇ・・ |
みなさんは「アラスカ」と聞いてどんなことを想像するだろうか?私のイメージ的にアラスカは ・北極圏 ・一年中雪が降っている ・とにかく寒い ・オーロラ ・白夜(一日中昼間なこと) ・エスキモー ・バナナで釘打ち(謎) ・鼻水つらら(謎) といったところであろうか。最後の2つはまぁ想像にお任せするが、多分上記のようなことが一般的な日本人が考えているアラスカ像だと思う(一応いろんな人に聞いてみた結果として)。しかし、このアラスカという場所はいろいろな意味で私を裏切ってくれたのである。
そもそも、アラスカというのはアメリカ合衆国に属する州である。シベリア(ロシア領)などとよく混同されがちだが、立派にアメリカの一部なのである。面積はアメリカ50州の中でトップ、そして人口はというと、アメリカ50州の中で48位というとてつもなく人口密度の低い地域である。極寒の地域なため、当たり前といえば、当たり前なのだろうが(笑)。
いざ、この旅(2001年7月)を通して感じたアラスカはというと・・、正直あんまりアメリカ本土と変わらない、といったところであろうか。周りを見渡せば針葉樹林の森が広がり、その間を縫うようにして作られた高速道路。そして所々にある人口が100人にも満たなそうな町。まるでアメリカの中部地帯の州とあまり大差がないのだ。気温は昼間には20度近くに上がりむしろTシャツ一枚で歩かなければ暑いくらいで、汗だって出る。話している言語ももちろん英語、住んでいる人もほとんどが白人。言葉に訛りもあまりなく、カリフォルニア英語で充分通じてしまう、そんな世界。私は正直アラスカに立ってみて果たして自分がアラスカにいるのだろうか?という疑問すら覚えたくらいである。
しかしである。そこはアラスカ。さすがに本土の州とは違うところが多々あった。まず白夜である。空に太陽があるのは普通だが、夜10時だろうが、朝2時だろうが空は青いまま。軽く夕焼けこそすれど、太陽は大地を照らし続ける。空が中途半端に明るいため、今一体何時なのだろうか?ということすら忘れてしまい、夜11時ごろにレストランに入ってみたり、モーテルに2時頃いってみたりしてしまうくらいである(笑)。夜が訪れない世界、とてつもなく不思議な感覚を覚えた私であった。
そして次に驚いたのが氷河。日本語で氷河、といわれてもあまりイメージが沸かないかとおもうが、氷河というのは広辞苑に寄ると 「高山の雪線以上のところで凝固した万年雪が、上層の積雪の圧力の増加につれて、氷塊となり、低地に向かって流れ下るもの。流速は、1日に20センチメートルから50センチメートルが普通。」 というもの。つまり山の上の方でつもった雪が長い期間をかけて下に落ちていくというもの。この氷河、この文章からは想像がつかないほどスケールがでかい。幅数キロにも及ぶものもあり、見た目は雪原が広がっているかのように谷の間を伝って落ちていく。夏だろうが冬だろうがこの氷河は溶けることはなく私達を驚かせてくれるのだ。よくHNK等の環境特集番組にでるような海にそのまま流れ落ちる氷河をこの目で見たときは体の心から震えるほど感動したのを覚えている。しかしながら、近年の温暖化現象によってこの氷河も年々規模が小さくなってしまっている。自然の偉大さを見ると同時に地球の未来への不安すら感じてしまったのである。
とにかくこのアラスカ、他の州とはやはりスケールが違う。しかし、やはり見た目はどーしても私が日本で想像していたかのようなアラスカではなかった。まぁ冬に行くともちろん極寒の地だろうし、外を簡単には歩けないだろう。今度旅行するときは冬、だけどやっぱり寒いのはいやだしなぁ・・とおもう今日この頃である(笑)。
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