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新曲が新曲じゃない音楽業界 |
「鬼束ちひろ、最高だね。」と最近思う私(笑)。是非アルバムがでたらアメリカででもどうにかして手にいれたいもんだ、と常々思っている。あれだけシングルがヒットしたのだからアルバムがでたらたぶん、50万枚は突破するだろうと予想しているのだが、どうであろうか?
と、日本ではこんな具合にアーティスト達はシングルを出す。シングルが一枚でもヒットすればアルバムが売れるのは必死で、プロデューサー達はシングルの売れ具合を見てアルバムを出すようだ。売れなかったアーティスト達は一曲だけいい曲がでたと同時にベストアルバムを出して今までのいい曲もいっぺんに売ろうとしたり、いろいろ考えているようである。
しかし、ここアメリカではアーティスト達は例外なくほとんどの場合アルバムを先に出す。アルバムを出すと同時にアルバムカットとしてアルバムの中のいい曲を一曲ずつシングルとしてリリースしていくというわけだ。
どうしてこのような売り方をするのか私にはまったくわからないが、安いシングルをたくさん売るより、アルバムの中の曲を世に知らせてアルバムの売り上げ枚数を伸ばすのもまた手かもしれない。
よって、このような状態も生まれてしまう。たとえば自分の好きなアーティストのアルバムを発売日に買ったとしよう。その日から約一年間はそのアーティストが出す曲だす曲、すべて知っている曲。なぜならアルバムを持っているのだから。期待に胸膨らませて新しいシングルを聞いてみてもまったく同じ、もしくはほんの少しだけいじってあるに過ぎないのである。ファンとしてみては何ともつまらない話である。指をくわえて次のアルバムを待つしか道はない。
そんなこんなで全体的にアメリカ合衆国ではシングルの売り上げは低い。シングルの値段自体、まちまちではあるが安いのは300円程度から高くても700円もあれば買えるといった程度であろうか。そんな雑魚値でうっているのだから、シングルを売ろうとしても利益がでないのもうなずけるのではないだろうか?そもそもシングルコーナー自体、どこにあるかまったくわからないような店の片隅に置かれている場合が多いくらいであるから。
たった一枚のアルバムで7枚も8枚もシングルをだすアーティストもざらである。人気アーティストにだけ許されたこの待遇ではあるが、アルバムのなかではぱっとしなかった曲がシングルに変わったと同時になぜかいい曲に聞こえてしまうのも人間の心理であろうか?
逆に日本でこのような売り方をしても売れることはまずないだろう。アルバムと同時にシングルを出すアーティストも多いが、どれも程々売れてそして消えていく場合がおおい。むしろそのシングルが引き金となって全部集めているコレクターが集めるのをやめた、などという話も多いくらいでプロデューサーとしても頭を抱えているところであろう。
そんな音楽業界、私としてはなかなか興味が深いのである。
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