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バットマンの愛車は? |
私の実家の近所には大きなアメリカ車を所有している家がある。日本車に比べ大きく、そしてごつい。この狭い日本の道を、一体どのようにしたらこれほどまでに大きな車が通れるのだろうか、いつも疑問であった。そして、こんな車が多数走っているアメリカの道はさぞかし広いんだろうな、と子供心にして考えていたのを覚えている。
アメリカのアニメである、バットマンの中で主人公はいつも大きなアメ車を乗り回していた。ただ大きなだけでどうしてあそこまでかっこよく見えたのかどうかは不思議だがアメ車というものに一種のあこがれを抱いていたのも確かである。たぶん、日本人がアメ車を所有している理由なんてそんなものなのかもしれない。
アメ車というくらいではあるから私はアメリカ合衆国ではこんなごつくて大きな車がバンバンはしっているものだとばかりおもっていた。しかし、現実はあっけないほど日本と類似していたのである。
私が思うに、ここカリフォルニアの車の約半数が日本車だとおもわれる。TOYOTA、HONDA、NISSANNといった三大メーカーが独占しそれに続いてMITSUBISHI、MAZDAといったところであろうか。そしてそれはまったくもって日本のものと一緒なのである。
確かにアメ車も走っているには走っている。しかし、目測ではあるが10台に一台あればいいほう、といったところであろうか。それどころか、ほとんどのアメ車は日本車のような形をしている場合の方が多いのである。
そもそも、アメリカでは1950年代以来、日本車がフィーバーしていた。社会科の教科書等で見たことがあるとはおもうが、それを妬むアメ車の会社や従業員達が日本車を破壊したということもあったそうだ。そのため、日本の三大企業は製造会社をアメリカ本土に移し、従業員を現地から調達することによって反発を押さえてきたようだ。付け加え、HONDAならACURAと言った具合に車の製造メーカーを大衆車と高級車で分けてしまうという手段もつかった(たとえば、大衆車の販売はHONDA、高級車の販売はACURAと言った具合に、違う会社によって販売をすることによって総売上や利益において分散をはかった)。
私がアメリカに住んで以来、あの昔ながらのアメ車の新品を滅多にお目にかかったことはない。つまり、今のアメリカ人にもあのアメ車人気というのは低迷しているようだ。古い、80年代のような車なら多々見かけるが、新品というのは見かけたことがあるのかどうかすらわからないほどである。
バットマンが乗り回しているアメ車。時代と共にバットマンも進化するのならば、2001年に放映されるバットマンの愛車はもしかしたら日本車なのかもしれない(笑)。
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