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ABOUT U.S.Aを読む前に

ABOUT U.S.A.を読む前に3つのことをご理解ください。

1.日本のマスコミ(テレビや雑誌)が描写するアメリカについて

「アメリカ合衆国ってなんて魅力的な国なのだろう!」いつも私はテレビでアメリカ合衆国特集が組まれるとそう感嘆していた。どんなテレビでも雑誌でもそうだが、アメリカ合衆国という国はどんな分野においても日本より数倍優れており、私はいつのまにかそんな魅力的なアメリカ合衆国に興味を持つようになっていた。ファッション、スポーツ、映画、警察、英語、自由など、数を上げればキリがないが本当にどんな分野においても否定的な意見などもつことすらなかったのである。

しかし、いざアメリカ合衆国に留学してこの国の姿を目の当たりにしてみると私が思い描いていたようなアメリカ合衆国の姿というのは存在しなかった。いや、正確には存在するには存在するのだが、日本のマスコミの報道とは似ても似つかわないものばかりで私の理想の国、アメリカはいとも簡単に崩れたのである。

日本のマスコミはあくまでアメリカ合衆国の魅力的な側面だけを報道しているに過ぎず、裏側にある淀んだ汚い部分を決して表に出そうとしない。犯罪、貧困、差別、政治、軍事。これらはほとんど日本で批判されることなどないのではないだろうか?ある新聞等では「アメリカでは差別という言葉が歴史の遺物になっている」といった報道ですら平気でしてしまっているくらいなのである。

日本で報道されているアメリカがいつも正しいとは限らないことをまず知って欲しい。


2.私達は日本人だということ

「私は日本人だ。」そんな単純なことでさえ私は留学するまで本当に忘れていた。周りを見渡せばそこには日本人しかいるはずもなく、言葉はもちろん日本語。そういった常識の中で生まれ育った日本人達には自分が日本人ということさえ確認する手段はない。日本人が99パーセントを占める単一民族国家の日本では自分が日本人などと自覚することすらむずかしいのである。

しかし、たとえ日本の中で異色でも、日本人の姿や格好、ファッション、性格はすべてがすべて、世界中の人々の視点から見るとすると「日本人独特の、日本文化の、日本人の」といったような形容詞で修飾されてしまう。私達は気付かないところで「日本人」なのであり、気付かないところで「日本」という国に暮らし、そのアイデンティティを体の中に埋め込んでいく。

一度、アメリカ合衆国に入ってみると、これでもかっ!これでもかっ!というほど自分が日本人だということを自覚させられる。言語はもちろんのこと姿や形、そして文化が全くアメリカ人のそれと異なるからだ。自分はただの少数派でしかなく、その少数派がいくら自分たちのアイデンティティを誇示しようとしてもアメリカ人からとってみれば少数派の意見でしかないのである。忘れてはいけないのが、多数派はあくまでアメリカ人、白人達であり、彼らの行動や文化がこの国では「常識」として扱われているということ。少数派になって初めて私は自分が日本人だという実感できたのである。

あくまで私達日本人は国際的にみて少数であり、日本の文化は世界的にみても特殊なのである。


3.ABOUT U.S.A.ですらいつも正しいとは限らない

このエッセイ集は出来る限り書籍やネットで調べてから書いているが、あくまで私個人の観点で書いているため、偏見等も含まれてしまうことがある。しかし、私は自信を持ってこの雑記が私の思う、アメリカ合衆国の真実の姿だと言える(責任を持つために本名を載せている)。私自身、ロサンゼルスに住んでいるため、ロサンゼルスの常識=アメリカ合衆国の常識 と思ってしまいがちである。しかし、この国は日本に比べ途方もなく大きくいろいろな民族や宗教が存在する国なのであり、地域の差は日本のそれより大きい。

詳しくはABOUT U.S.A.は偏見ではないか?をご覧下さい。

もし、偏見だと感じること、違うと思うことがあったら是非、メール掲示板に書いてください。これからの雑記を作る上で参考にさせてもらいます。

これらの3つの点を考慮してABOUT U.S.A.を読んでくれると嬉しく思います。


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