|
|
|
日本の物価は本当に高い? |
アメリカにいるとよくこういう質問を聞かれる。「日本に住むのって高いんだろ?食べ物から電化製品までみんな高いって聞いてるぜ!東京に住むのなんて、こんなちっちゃな部屋に住むのに7万円くらいだして住むんだろ?ばかばかしいとおもわないのか?」という様な質問。あるアメリカの学者はこうまでいってのけたそうな。「日本は物価が高すぎる。アメリカでそんなことが起きたら国民が全員暴動をおこすだろうよ。」と。
たしかに日本の物価は高い。それは事実だとおもう。だけど、日本に住んでいるとき、そんなことを思うことがあっただろうか?私に限って言えばそんなことはない。日本に住んでいる限りコーヒー一杯250円は高くもなく、新宿に住むのに8万だすのは妥当だとおもった。
アメリカにすんでから、それはまったくの偏見だということに気付き始めた。第一、アメリカの物価と日本の物価はたいして変わりはない。一概にアメリカの方が食品は安いがそのほかの家賃やレストランでの食事代、そのほか家電や家具などはほぼ、日本と同じ、もしくは少しだけアメリカの方が安いといったところだろうか。しかし、しかしである。アメリカ製品はやすいとはいえ、安かろう悪かろうである。日本では考えられないような騒音を出す家電などが日本より少し安めでうられているにすぎない。もし、日本と同じ製品レベルの家電をつくろうとするなら、そんな安くはつくれないだろう。
それに考えてみて欲しい。もし、あなたが他の国にすんで働きながら生活するとしたら?と。他の国の給与のレベルで月給をもらい、そして生活する。住むのがやっとのレベルで食べるのも苦労する。そんな現地の人たちが送っているような生活を送ることだろう。それは給与が少ないからであって、いくら物価が安いといえどもその物価を基準に給与をもらっているからである。
だから、他の国からみると日本の物価は高いかもしれない。しかし、日本人からしてみたら、その給料がその物価高を支えているのである。アメリカのそれとくらべ、日本の給料は良い。だからそんな物価高の国の中で裕福に生活できるのである。
つまり、日本の物価が高いのではなく、円が強いだけ、なのである。円が一ドル=360円立った時代、アメリカ人は日本の物価を高いと罵ったのだろうか?
私はそういった類の質問をされるといつもこういうことにしている。「そのぶん給料がいいからね」と。そしてその高い給料を求めて今日もアメリカ人が日本に出稼ぎにいく。そんな時代である。
|
|
|
|
|
|