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アメリカナダ |
今回の雑記は2001年6月〜7月にかけてカナダを旅行した時に感じた情報に基づいて書いています。
私がまだ日本にいた頃、「カナダ」と聞くとどーいったような世界か想像すら出来なかった。社会科の授業で習ったパルプの生産地と、フランス語を話す人が多いケベック州、そして首都オタワ、まぁざっといってこのくらいしかカナダについての情報は持ち合わせていなかったのが正直なところである。
アメリカ合衆国に留学してもこのカナダに対する情報はあまり入ってこなかった。ロスに普通に生活している限りではカナダに限らずまったくといっていいほど外国についての情報が入ってこなかった、というのが正しいのかもしれないが・・(苦笑)。
いざ、旅を通してカナダに入ってみると、本当にいろいろな「カナダ」が見えてきた。公用語はケベック州以外でも英語とフランス語。ほとんどの場合、商品を買っても、道の標識を見ても、英語とフランス語との二重表記がされている。ガソリンスタンド等で小腹が空いて何か買ったときでも片面は英語、片面はフランス語といったようにそのへんの言葉の統一性はあるようである。
そしてアメリカと大きく異なるのは「規格の違い」。アメリカでは未だにガロンやマイル、華氏などを利用しているが、カナダに入ったとたんにそれがグローバルスタンダードであるリットル、キロ、摂氏等に取って代わる。アメリカの高速道路はマイル表示なため、カナダに入ったとたんキロ表示に変わり、「制限速度90キロ」という標識を勘違いして「制限速度90マイル(約144キロ)」と思ってしまうことも多々あったくらいである。そのほかにもガソリンスタンドでのリットル表示などまるで日本にいるかのような感じを受けるのである。しかし残念ながら車はもちろんアメリカ製、スピードメーターはマイルで表示されているため、逆にキロで表示されるとややこしくなってしまうのがおもしろかった。
しかしこのカナダという国、旅行した限りではあるがアメリカ文化とほぼ同じように思える。朝起きて外を眺めてみると、自分がカナダにいるのかアメリカにいるのかわからなくなるほどこの国の外見は似通っていると思う。規格や言語こそ異なれ、英語ですべてを行うことができるし、通貨も価値こそことなれドル(正式にはカナダドル)を使用している。まったく違和感なくカナダでの旅行を楽しむことができたのである。
ちょっと難しいことに触れてみると、今現在でもケベック州の独立運動は盛んである。一見平和、という印象が強いカナダでもこの独立派の運動は過激なところもあり、1995年に行われたケベック州の住民投票でも市民が独立賛成派と独立反対派の支持率がまっぷたつになるという結果まででているのである。私にはもし独立したら、などということは考えもつかないが、これからの動向に注目したいと思っている。
そんなカナダ、近年日本人観光客の数が増加傾向にあるという。カナダで一番有名な国立公園であるバンフ国立公園に行ってみると、ほぼ日本人観光客しかいなかった。日本で大型ツアーが組まれバスを何台もチャーターしてくるこの日本人。ガイドさんに先導されて歩く人達。あの日本の京都の修学旅行生のようなノリで集まる人達。正直、この国立公園は日本にあるんじゃないのか?と勘違いしてしまうような感じであった。まぁ自分たちももちろん日本人なのだから、私も当然その日本人の一人だったに違いないのだけど(笑)。
結局カナダには5日間程度滞在したのだが、海外にいった、といったような実感は未だにない。日本のように海に囲まれた国から出るのとはやはりひと味もふた味も違うようである。きっとヨーロッパに旅行にいったら一体どの観光地がどこの国にあったのか忘れてしまうんじゃないのかな?とおもう私である。
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