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アメリカ国境 キリスト教 |
日本人のアメリカ人に対する偏見の中にこういうものがある。「アメリカ人はみなキリスト教徒である。」 これについて、私個人の意見ではほぼ偏見であり、少しは的を得ているとおもえるものである。
始めにアメリカにおける宗教の比率を見て欲しい。
キリスト教84.9(カトリック系25.0 プロテスタント57.1 東方正教会系 2.8)
ユダヤ1.9
イスラム0.3
仏教0.2
ヒンドゥー教0.1
その他12.6
一目瞭然なようにほぼアメリカ人はキリスト教徒だと言えるだろう。しかしすべてのアメリカ人が敬虔な信者というわけではなさそうである。
たぶん、このようなアンケートを日本で実地したとしよう。仮定にはすぎないが、70パーセントの日本人が自分は仏教徒だというだろう。残りの20パーセント程度は無宗教と答えると思う。確かに私達、日本人の中に、特に若い人で自分が敬虔な仏教徒だと思っている人は少ない。しかし、いざ「あなたの宗教はなに?」と聞かれたときに大抵の人は仏教徒だと答えるだろう。事実、留学生のほとんどの人がこのように聞かれた場合、敬虔な信者ではないにもかかわらず仏教徒だと答えるようだ(意見、反論あるかもしれませんが)。
そして、このような現象がアメリカにもあるかとおもう。両親がキリスト教徒だった場合、その子供は産まれた時にクリスチャンネームを授かる場合が多い。付け加え、両親が教会にいくときは必ず連れて行かれる。そうして信じてもいないのに自分はキリスト教徒だと思う人が多いのである。日本人の両親が仏教徒で・・・といったケースと同じかと思われる。
あるアンケートによるとアメリカ人の中で毎週教会に通う人の割合は15パーセント程度。20パーセント程度の人がなるべく教会にいき、そして残りの多数の人達は自分はキリスト教徒だとおもうが、敬虔な信者ではない、と思っている。という結果がでたという。日本でも敬虔な仏教徒がいると思えばにたような数字なのかもしれない。
他におもしろい数字といえば、アメリカ人の実に94パーセントが神は存在すると少なからずおもっている、という結果もある。キリスト教徒にしろほかの宗教にしろ、やはり神様あっての宗教なのだ。
毎週日曜日の朝に教会に行き、平日は近くのキリスト教徒と一緒に聖書学の勉強にいそしむ敬虔な信者達。キリスト教徒と宣言しながらも教会には一回もいかず、神の存在をかすかながら信じて生きている人。そんなアメリカ人すべてをキリスト教と呼ぶのは、少し変じゃないのかな?とおもう最近である。
あくまでキリスト教徒である確率が高いだけであって、すべての人がキリスト教徒ではないということを覚えておいて欲しい。
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