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クレジットカードとデビットカード |
私がアメリカにいるときにニュースで聞いた情報なので確かかどうかはわからないが、日本では2000年にデビットカードが導入されたとのこと。このデビットカード、まだよく知らない人が多いだろうがかなり便利な代物である。
クレジットカードのように、買い物をするときにつかい、手元にある小さな電卓のような機械でそのカードの暗証番号4桁を登録するだけでいいのだ。そして買った金額分だけ銀行口座から自動引き落としされるので、手元に多くのお金を所持する必要はないというわけである。暗証番号を入力しないと使うことはできないので、よほど身内による犯行、もしくは暗証番号をカードの裏に記載してしまうようなヘマをしないかぎりは、安全である。
日本ではまだまだ普及がおくれているこのデビットカードだが、アメリカではかなりの人が使用しているとおもわれる。50円の買い物だろうが20円の買い物だろうがカードを手元にある機械に自分で通して暗証番号を打ち込む。そして店員が「キャッシュバック?」と聞いてくるので「2000円くれ」というと、購入金額50円と2000円、つまり2050円分、銀行口座から引き落とされるしくみとなって、手元に2000円が入る。財布の中に現金がないときなどにこのサービスを使えば、わざわざATMまでいってお金をおろすような面倒なまねをしなくてもすむというわけである。もちろん、その手数料は一切かからない。
そしてクレジットカードである。アメリカのクレジットカードも日本のクレジットカードと同様の使い方とおもわれる。もちろん、日本のクレジットカードをアメリカで使うこともできるし、アメリカのクレジットカードを日本で使うこともできるだろう。特にVISAカードはほぼどの店でも使用することが可能であり、海外旅行を考えているのなら、一枚は所持するといいだろう。
そのクレジットカード、私達日本人留学生がアメリカで作ろうとすると不可能に近いくらい難しい。なぜなら、アメリカではクレジットヒストリーという物が存在する。読んで字のごとくクレジット使用歴のことである。どこどこでお金を借りてきちんと支払われたか?クレジットカードは持ったことがあるのか?支払いは期日通りおこなわれているのか?といった類の内容がその使用歴のなかには存在するものとおもわれる。もし自分のクレジットヒストリーが知りたければ専門のセンターに問い合わせするとわかるとのことだが、私自身はしたことはない。
クレジットヒストリーがなければいろいろ不便なことがある。たとえば、携帯電話を買う場合、ヒストリーを持たない人=信頼度がない と見なされる。よって、携帯電話会社はその人に多額のデポジットとよばれる一時預け金を請求する。これは一時預けるだけで携帯電話を解約するときに返してくれるといったものだ。その金額はまちまちだが、ほとんどの日本人が10万円程度請求されている。
私は幸運なことに車をローンで買っている。いまだに支払い続けているのだが期日までにきちんとお金を納めているのでクレジットカードヒストリーができあがったようなのである。よって、携帯電話を買うときにも一切デポジットは払わなかった。しかし、困るのがクレジットカード会社から毎月のように「クレジットカードを作らないか?」といった類のメールが多く届くことである。クレジットヒストリーがなかったころは一度も届いたことがなかったのに、掌を返してこういう行動にでるのはアメリカの会社っぽいきがする。しかし、たぶんではあるが、働いていない私がクレジットカードを作ろうとしても査定の段階で拒否されることだろう。
日本のクレジットカードをどんなにつかってもクレジットヒストリーはできない。よってあえて現金で買える車をローンでかったりする日本人は多いそうだ。たしかに誰が信用できるかわからないこの多民族国家アメリカではクレジットヒストリーだけが頼りなのかもしれないが、日本人の私からみれば、履歴だけでしか人を判断できない寂しい国家に見えてしまう。
なんにせよ、アメリカに来るならクレジットカード一枚、必ず持ってきて欲しい。
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