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宗教もここまでいくと止まらない

近年、日本でも新興宗教団体オウム心理教(現在名:アレフ)による地下鉄サリン事件等、様々な事件がおきている。死体が生き返るだの、世紀末には地球が滅亡するだの、その宗教に入らなければ全く信じられないことを信者は意図も簡単にしてしまうのである。宗教の中では時には殺人だって正当化されるのである。

さて、ここアメリカにも様々な新興宗教団体、つまり俗に言うカルト教団が存在した。まずはこの事件を読んで欲しい。
1993年、テキサス州ウェイコという街で驚くべき事件が発生した。新興宗教団体ブランチダヴィディアンズ(Branch Davidians)が大量の重火器を保有していたというのだ。それを知った連邦タバコ・アルコール・重火器局が一斉に取り締まろうと現地に赴いた。事前にそれを知っていたブランチダヴィディアンズの信者達は、教団本拠地に立てこもり伏兵作戦に出たのである。それをしった連邦局はFBIにバトンタッチ、そして2月28日、FBIによる教団本拠地包囲が始まったのである。51日間もの立て籠もりの後、FBIはついに強行突破に踏み切る。4月19日早朝、FBIは戦車部隊を突入させ催涙ガスを辺り一面に散布。その時、突然炎が燃え広がり、104名立て籠もっていた信者のうち86名が焼死する事態となってしまったのである。

この事件、まるで私が冗談で作ったかのような事件である。しかし、まったくもって実話なのである。ただの宗教団体の信者達が武装し、FBIと戦うという事件、そしてテロリストにするかのように突入する戦車部隊。アメリカという国が一体どれほどまでに怖い国かがわかるかとおもう。

この時、このように突撃したFBIのほうにも責任があったのではないかという追求もされた。アメリカも日本と同じように信仰の自由が認められているので、こういった武器保有という行為は違憲だったのかどうか、審議されたという。そして今日(2001年)の一般論としてはFBIや連邦側に落ち度があったという見解が強いようだ。

他の事件もある。1997年3月26日、ヘブンズゲートという宗教団体の教祖マーシャルアップルホワイトという人を中心に39名がサンディエゴにて集団自殺をはかったというもの。この時、空にはヘールボップ彗星があり、教団にいた人達は迎えがきたとおもって自殺したという。

日本では信じられないような事件であって、もしかしたらこれから日本でもこのような事件が起こりうるのかもしれない。このほかにもアメリカでは南米でおこったアメリカ人カルト集団の集団自殺などもあり、どうしても宗教=体は邪魔なものという概念が強いようだ。魂の存在を信じるのも自由だが、死後の保証がないというのにそのような行動を起こせる宗教心理というのはすごいものがあるとおもう。

私は国際学を学んでいる身分なので、とくに宗教というものを持とうとは思わない。もし持ってしまった場合、世界の国を平等に見ることができなくなってしまうのではないか?という疑問が浮かぶからだ。どうしても自分の信じている宗教よりになってしまうのは仕方ないことだと思うから。そうでなくても、日本びいき、日本文化びいきに考えてしまっていると思うのに。

とにかく、カルト教団というのは世界各国同じなのかもしれない。宗教は人間にとって救いであり、そして天罰であるのかもしれない。

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