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英語の関西弁 |
日本語には当然だが、方言というものがある。有名なところで関西弁、東北弁、九州弁、沖縄弁などなど。どれも公用語しか知らない人間からしてみれば、「ほんとに日本語なの?」といった疑問すら浮かんでくるような言語ばかりである。激しいものになると、通じない、という状況にすらなってくる。
日本ではあまり知られていないが、英語にだって方言がある。そもそも、英語という言語自体、世界各国で使われているのだから、その土地土地での使い方が少しずつ違う。有名なところでは、イギリス英語とアメリカ英語の違いがある。発音や単語一つ一つの違いが異なるというのだから、興味深い。
そんな英語だが、アメリカ合衆国内でも様々な方言がある。アメリカは日本の国土の25倍もあるのだから、当然といえば当然であろう。私が住んでいるカリフォルニア州とニューヨーク州での英語が一般的に「アメリカ英語」として扱われることが多い。なぜ、「扱われることが多い」としているのかというと、アメリカでは日本のように標準語としての英語を定めていないためである。だから、というわけではないのだが、アメリカ国内での「私の話している英語が公用語だ!」といった論争はかなり激化している。
カリフォルニア州に住んでいるアメリカ人達は、ニューヨーク州に住んでいるアメリカ人の英語を馬鹿にして真似をする。逆に、ニューヨーク州の人達はカリフォルニア州の人達の英語を馬鹿にする。日本の東京弁と関西弁のようなものを思い浮かべてくれると、まさにそんな感じで、どっちも自分たちの言葉の聞こえがいい、だの、表現が格好いいだの、結論のでない論争を繰り返している。
また、テキサス州などの南部訛りの英語などはどちらの州からも馬鹿にされる。私もテキサスに行ったことがあるが、南部周辺の英語はカリフォルニアの英語になれてしまった私にとって、とても聞きづらいものであった。こっちの言っていることは理解してくれるのだが、あっちの言っていることが理解できないという状況に陥ったほどである。
結局、アメリカ政府が公用語を定めていないのも原因なのだろうが、あまりにも英語論争は激しいような気がする。ニューヨークもロサンゼルスもどちらも大都市。どちらも、自分たちが一番、アメリカのスタンダードだ、と主張したいのだろう。日本から来た私にとってみれば、どちらでもいいんじゃないの?といった感じだったりもする。
もちろん、日本で習った英語を使う日本人英語も、英語の一つの方言なのだろう。別名、カタカナ英語。立派な英語の方言である。
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