私がアメリカ合衆国に来てまずびっくりしたのが麻薬というものが生活や文化とかなり密着しているというものだ。トイレに入れば小便器の下のマットに「Say
no drug.(麻薬にたいしてNOと言おう)」といったようなものが置いてあることが多いくらいであり、アメリカ大統領に立候補するにしてもなんにしてもまず麻薬経験者かどうかが合否を決してしまう場合もあるくらいである。逆にそのトイレにあるような警告がどれだけ簡単に麻薬を手に入れられるかを表しているのも忘れてはならない。アメリカ教育評議会が2000年に実地したアンケートによると、アメリカにおける新入大学生の実に34.2パーセントが「マリファナを合法化すべきである」と答えたそうな。89年の16.7パーセントとくらべるとどれくらいアメリカにおける麻薬中毒度があがっているかが伺えるかと思う。