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見かけ倒しのアメリカンバーガー |
私がまだ日本にいた頃、「アメリカのハンバーガーはこ〜んなにも大きいんだって!」という噂を嫌になるほど聞いた。「へぇ〜、アメリカならありえるな」と思い、疑うことはなかった。
しかし、いざアメリカに来てみると、日本で噂に聞いていたほど大きいハンバーガーなんていうものを見つけることは不可能だった。そもそも、マクドナルドは世界各国同じ商品を販売しているわけだから、大きさも変わらない。バーガーキングなどは日本とほぼ同じ大きさ。う〜ん、考えてみれば当たり前の話である。モスバーガーなどはアメリカに上陸したことがあるらしいが、あまりの小ささに売れなかったらしい。ハワイでは人気、というから、なかなかおもしろい話ではある。
なぜ、これほどまでに日本でアメリカのハンバーガーの大きさが取り立たされるのだろうか?「アメリカに留学しているよ。」と初めて会う人にいうと「ハンバーガーの大きさはこ〜んなにも大きい、って聞いたけど、ほんとなの?」と聞かれる確率は30パーセントくらいだったりする。日本人の中ではアメリカ=なんでもビッグな国、というイメージが根付いているためだろう。
中には大きなハンバーガーを販売している店だってある。ロサンゼルスならIsland
Grillなんかがそうで、日本のハンバーガーの約2倍くらいの大きさをしている。しかし、アメリカ人でさえ、その大きさに驚き、一人で食べきれるはずもなく(もちろん食べる人もいる)、カップルで一個や、親子で一個と言った感じで楽しんでいる。
逆にマクドナルドのハンバーガーは、日本より格安に売られており、チーズバーガーが指定日には30円程度で販売されたりもする。しかし、安かろう悪かろうで、日本のまだおいしいといえるチーズバーガーよりはひどく安っぽいものになっている。
アメリカ=すべてが大きい、とメディアが売り込んできたのかどうかは知らないが、そういったイメージが確実に日本にあることはどうやら間違いないようである。百聞は一見にしかず。まさに、それである。
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