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ホームシックはもう古い? |
一昔前、国際電話をかけるのが高額だった時代のころ。貧乏な留学生は両親に電話をすることもできず、ただただ両親のことや故郷のことをおもってホームシックにかかることもしばしばだったとか。日本とアメリカで遠距離恋愛をしているカップルのほとんどが別れを経験したとかなんとか・・(不確)
今ではインターネットいう科学の結晶が日本とアメリカとの距離を縮めてくれました。電子メールはいつでも書くことができ、そして送信した瞬間に日本に配達される。両親宛に書いたメールも即座に両親に届き、恋人あてのラブレターなども今では電子カードなるものがあり、それをおくればコジャレたプレゼントカードにもなる。普通に郵便で手紙を送ったとしても一週間もあれば届くような狭い世界に変わってしまった。
その中でも一番の発達はこれではないかとおもう。国際電話である。2000年12月現在、日本への国際電話が一体いくらかかるかご存じであろうか?特別なサービスではあるが、アメリカのどこに住んでいても使えるサービスがある。電話番号の頭に特定の番号を足すだけで一分間9円の国際電話が気軽に使えるのである。それより安いサービスもあるとは聞いているが私はこの一分9円のサービスに満足している。
日本の一般電話で携帯電話に電話をしたらいくらかかるかご存じだろうか?一分30円、これが金額である。さて、アメリカの一般電話で日本の友達の携帯電話に電話をしたらいくらになるだろうか?前述のように一分9円である。日本の一般電話だろうが日本の携帯電話であろうが、一分9円、素晴らしい安さである。日本の市内通話ですら3分10円の世界。日本で携帯電話に電話するより、アメリカから携帯電話に電話するほうが安いのだから、どれだけアメリカの電話料金が日本に比べると安いかがわかる。
ちなみに、アメリカで市内通話をしたとしよう。ある市内の友達に用事で2時間も電話をしてしまった。さて料金は一体いくらだろう?0円である。すべての電話ではないがアメリカの一般電話はほとんどの規定で何分話しても0円なのである。ただし、もちろん月々の基本料金は払わなくてはいけないが。にしても、この市内通話0円システム、なかなか便利である。なぜなら、何時間インターネットを使おうが0円は0円なのである。日本の専門線のようなものが、一般回線をひくだけで簡単に手に入ってしまう。ある友達はインターネット用に電話回線を一本多くひいたそうな。
もちろん、現在もこんな長い文章を書いているにもかかわらずインターネットを繋げている状態で書いている。もちろん料金は無料である。アメリカにきて一番感謝したのはもしかしたら電話料金システムかもしれない。
現在、日本の電話料金が高いとして政府は競争をつくりあげようとしているが、NTTの独占状態にヒビをいれられる企業はいまのところない。日本の司法はNTTの解体を勧めていく方針らしいが、一体どうなることやら。
そんな狭い世の中になってしまった現在、電話料金を気にせず長々と日本の両親と電話できる留学生はホームシックになぞかからないのかもしれない。夜な夜なすすり泣くといわれていたホームシックの怖さも、アメリカに来て以来、私はあまり感じたことはないようなきがする。こればかりは文明の利器に感謝しなければならない。
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