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どこから見ても日本人じゃん |
ロサンゼルスの街を歩いているとたまにどこからどうみても日本人なのに英語で話しかけてくる人に出会う。確かに私自身が見た目日本人には見えないとの声もちらほらきくが(笑)、まるで自分の英語力を自慢するかのごとくぺらぺらな英語で話しかけてくる。「このメリケンかぶれめっ!(冗談)」などと想いながら話を聞いているとどうやらその人は日系アメリカ人だということ。なるほどである。
日系アメリカ人とは通常日本人の両親を持ってはいるがアメリカ生まれのため小さいころから主に英語を母国語として育ってきた人たちである。考え方やファッションなどもアメリカ人のそれとまったく同じであり、見た目はどうみても日本人なのだが日本語をまったく話せない人も多い。国籍ももちろんアメリカ国籍である。
おもしろい逸話としては日本語の全く話せない日系アメリカ人が日本を訪問したときに道行く人から時間を聞かれたとき、英語で答えたためふざけているのだと勘違いされて怒られた、という話を聞いたことがある。本人にとってはわらえない話だが見た目が日本人そっくりなのだから、勘違いした人もしょうがないのかもしれない。
その日系アメリカ人、私にとってかなりおもしろい文化を持っている。アメリカ育ちのためアメリカ人の思想が根付いているかと思いきや、両親が日本人なため日本文化も根付いている。そして自分自身は日本人の姿形をしているのでもちろん日本語や日本文化に興味をもち、やけに礼儀正しい人などもおおい。私的にはこの日系アメリカ人はアメリカ人の中でも特につきやいやすく、相手も相手でこちらに興味をもってくれるのでとても接しやすい。もちろん英語はぺらぺらなので私の英語に英語をいつもおしえてくれたりもする。
日系アメリカ人は自分が何代目のアメリカ人ということをほとんどしっている。「二世(にせい)」という言葉はいまでは英語にもなっており、日常会話の中でつかわれたりもする。三世、四世などとつかう人も多く、「何代目?」という質問をすると、笑顔で「私は三世です」と返してくれたりもする。日本語を話せる日系アメリカ人のほとんどは二世の人たちで、三世、四世と進むごとによって日本語とは無縁になっていく。それもそうである。三世は二世の人たちの子供であり(違う場合もあるが)、四世は三世の人たちの子供なわけだから。
そもそもなぜこれほどまでにここロサンゼルスには日系アメリカ人が多くすんでいるのかというと、第二次世界大戦のまえに多くの日本人が主にサンフランシスコに移民したとのこと。詳しい経歴はしらないが、そのときの子孫がいまの三世、四世たちとのことである。その第二次世界大戦中はご存じのようにアメリカは日本の対戦国であったため、アメリカに住んでいた日本人や日系アメリカ人は強制的に監禁されたという事件もあったという。(これについてはカナコの投稿をお読み下さい)
そんな日系アメリカ人は、前述したようにアメリカ文化と日本文化のいいところを吸収している私の大好きな人種のひとつである。
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