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カラオケフィーバー |
私が日本で生活していたころ、よくストレス発散をするためにカラオケボックスに行った。私自身、歌うのが大好きなので、カラオケボックスは私の大好きな場所の一つである。そんなカラオケボックス、アメリカに渡米して以来、半年以上御無沙汰であった。私が車を持っていなかったことに付け加え、カラオケボックスがどこにあるのかすらしらなかったのだから。いや、むしろアメリカにカラオケボックスがあるなんてことを想像もしていなかったのだろう。そんなこんなで唯一のストレス発散の場所を失った私は結果として十二指腸潰瘍を患ってしまったというわけだ(原因はもちろん定かではない(笑))。
そんなアメリカにも確かにカラオケボックスが存在する。推測ではあるが、ロサンゼルス近郊には日系、台湾系や韓国系をふくめたカラオケボックスが30個ほど存在するとおもわれる。私が主に遊びに行くのは日本人街周辺にある2つのカラオケボックスである。
料金はもちろん日本などと比べてしまうと割高ではあるし、曲数も日本の通信カラオケとちがって、レーザーディスクを使っているので10分の1程度しかない。しかし、そんなカラオケでも、私達留学生からとってみればカラオケはカラオケであり、楽しめる場所になっている。最新曲は2ヶ月遅れ程度でどうにか入ってくるので待ちきれないといった程度でもない。
カラオケボックスにいってみると見かけるのは日本人ばかりだが、たまにアメリカ人達をみかける。アメリカにあるカラオケボックスはもちろんのことながら、日本の曲のほかにアメリカの曲も多数そろえている。よって、アメリカ人達にも楽しみやすいものになっているようだ。
ご存じの人も多いかもしれないが、アメリカで発売されている大概のCDアルバムには歌詞カードがついていない。これは日本とは違ってアメリカでは音楽は歌う物ではなく聞く物といった見解が強いかと想われる。日本ではカラオケで歌うことを目的とされたような曲がばんばん発売されているのにたいして、アメリカでは歌うことはとても難しい曲が多々発売されている。歌詞カードがついていないのもその理由であるとおもわれ、ラジオの曲を口ずさむアメリカ人は多いが、カラオケにいって歌おうとおもうアメリカ人は以外と少ない。
そんなアメリカ人の間でもカラオケは密かなブームになっており、2001年にはカラオケを主題としたハリウッド映画ができるとかなんとか。憶測するに、アメリカのカラオケボックス経営者は今からその映画を心待ちにしているに違いない(笑)。
高いカラオケボックスでも、ついつい行ってしまう私。また十二指腸に穴をあけるよりはいいか、とこじつけをしている毎日である。
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