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読めない文字 |
「すいませ〜ん。ちょっとノート写させてくれませんか?」と、授業で隣の席の男性に声をかける。「もちろんいいですよ。」と親切にもノートを貸してくれる。
しかし・・である。そのノートの中の文字がどうしても読めないのである。日本では年配者の草書以外はどんなに文字が汚くてもそれなりに読むことができる。私が日本人で日本語を母国語としているからかもしれないが、そのノートに書かれている英語はどうしても読むことができないのだ。
ご存じのように英語には筆記体、というものがあるが、筆記体を使っていないなくても読めない文字というものはいくらでもある。筆記体なら筆記体でまたとても読みづらい。英語を母国語としていないから、という理由のためかもしれないが、アメリカ人に聞いてみても、他人のノートはほんと読みづらいそうだ。
中には日本の英語の授業で習ったようなきれいなアルファベットを書くアメリカ人もいる。しかしほとんどはぐちゃぐちゃに押しつけて書かれた文字がほとんどで読むことができない。
ペンの持ち方もままならない人もいる。手の平にペンを置いた状態でそれを握りしめて書く、といった書き方をする人もいる。中指と薬指で持つ人もいる。もしかすると、日本人が箸の使い方が上手なため、ペンを持つのが上手なのかもしれないが、あまりにも日本人と比べるとその苦手さが目に付いてしまう。
そんな現状を打破するために、アメリカでは就職するまえに文字の書き方講座を開く企業も多いという。確かにもう少しきれいにかけるようにならなくては、文字として機能しないのかもしれない。それくらい深刻な問題なのである。
日本では未だに左利きを矯正する学校もあるというが、最低限のペンの持ち方、文字の書き方は知るべきだとおもう。かく言う私も人のことを言えない程度だったりする・・・。
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