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ドラキュラ アメリカ人 |
私がまだ日本にいた頃、サングラスをかけている人なんてほとんど見かけたことはなかった。新宿や渋谷などでファッションのためにかけている人も多かったが、あくまで小数であったように思う。たいていの場合日本人がサングラスをかける時は車を運転する時やスキー場くらいなのである。
しかしここカリフォルニアではかなりの人数がサングラスをかけている。陽射しの強いなどは特に顕著に表れ道行く人の半分がかけているといっても大げさではないくらいである。運転をするときはもちろん、なぜこれほどまでにアメリカ人がサングラスをかけているのかが私は最初わからなかった。別に日本と比べ陽射しがそれほどまでに強いとは思えない。それではなぜ?
その答えは人種の違いにあるようである。サングラスをかけている人のほとんどは白人、そう白人という人種の問題だったのである。生物学的にみて、白人の目の茶色さというのはメラニン色素が黒目の人より少ないことを意味するらしい。メラニン色素が足りないと私達、日本人が感じている光の度合いより白人が感じる光の度合いのほうが遙かにまぶしいというのだ。そのため、サングラスをかけなければ直射日光の下ではまぶしすぎて前も見ることができないらしい。まったくもって不便というかなんというか。
その白人の生態のおかげでいろいろなところで私達日本人は被害(?)を被る。まずどの部屋も電気がこれじゃ暗いだろ?というくらいしかない。自分で電灯等を買ってきて付け足さなくてははっきりいって暗い。本を読むのにも目が疲れるほどの暗さである。
ある授業を受けていたときのこと。私は教室に電気がついていないことに気付き、電気をつけた。するとアメリカ人達の間から「ぉぉ・・・」「まぶしいぞ・・」という苦情がでた。私は暗いとおもっていたのだが渋々また電気を消すとアメリカ人達は満足してまた授業に集中し始めた。はっきりいってその日は外もどんより暗い日。教室の中に電気はない。そんな場合、日本だと間違いなく電気をつける。しかしこの国、いやこの人達にはそんな暗さが一番いいらしいのだ。
とにかくどこにいっても相対的に暗いこの国。私達日本人には少々つらい現実も、彼らにとってみれば適度な光量なのである。
そんな光に弱いアメリカ人達を私は現代のドラキュラなんじゃないかと思う最近である。今度、車のハイビームで照らすとどうなるか実験でもしてみようかとおもう(嘘)
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