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ロサンゼルスのアメリカ人 |
アメリカ人って聞いてどんな人を思い浮かべますか?白人?黒人?私もアメリカにくる前まではそんなことを思っていました。それは正しい意見であって間違った意見でもあるんです。
ここにひとつのデータがあります。これは1995年に行われた調査によってはじきだされた人種比率です。
白人80.3 黒人12.1 アジア人2.9 先住民0.8 その他3.9
これをみるかぎり10人に8人は白人ということになります。アメリカ合衆国は白人で溢れかえってる国だと思い浮かべるんじゃないかと思います。
しかし、これはアメリカ全体の比率であってカリフォルニア、特にロサンゼルス、つまり私が住んでいる地域には当てはまらない数字なんです。
ロサンゼルスに来た事がある人は知っていると思いますが、ここロサンゼルスにはかなり多数のメキシコ人、中国人、韓国人、ベトナム人、カンボジア人、日本人が住んでいます。そのほとんどが現在はアメリカ国籍、つまり顔白人や黒人ではなくても、立派なアメリカ人なんです。
メキシコらしき人の多くがメキシコからの移民であって、そのほとんどが国境を違法に越えてきた人たちだといわれています。(合法的に入ってきている人ももちろんいますが)そのほかにも、グアテマラやベネズエラなど南米の国々からやってきた人たちもこの部類に入ります。一般的にヒスパニックと呼ばれる人たちですね。中国人、韓国人や日本人は移民として。ベトナム人やカンボジア人の多くはベトナム戦争による難民としてアメリカ合衆国に移民しています。
現実にロサンゼルスのいたるところにメキシコ人がいます。そしてどこにいてもどこからともなく聞こえてくるスペイン語。それに町のいたるところに書いてあるスペイン語。私が予測するに現在ロサンゼルスの人口の20パーセントくらいはメキシコ系ではないのでしょうか?現に今この文章を大学のコンピュータールームでかいていますが、いたるところから聞こえてくるスペイン語・・自分が果たしてどこの国にいるのか忘れてしまいそうです。
チャイナタウンとよばれる中国人街も多く存在します。アメリカにいながらさまざまな種類の中国料理を食べれるのは私にとっては幸せですね。しかし、時々英語の離せない中国人もたくさんいるのでレストランにて困ってしまうときも多々ありますけど。中国人街にいくと、こちらも自分がアメリカにいるのを忘れてしまうくらい中国語で書かれた文字、大げさに言うと交通標識以外はすべて中国語の世界が広がっています。こればかりは行って見ないとわからないとはおもいますが。
韓国人街も存在します。韓国の伝統料理や韓国バーベキューなどかなりの安い値段で手に入るので自称食通(笑)の私には大好きな町のひとつであります。ここもレストランに入るやいなや「アニョハセヨー」と韓国語で話し掛けられる地域です。
ベトナム街やカンボジア街は、はっきりいって私には区別がつきませんがかなり興味深い地域ではあります。難民としてアメリカにやってきた人々は始めは政府に補助を受けて生活していましたがいまではすっかり町を形成して商売を営んでいる人が多いようです。こちらもアメリカに移民した歴史が浅いようなのでみなさん英語を話すのが苦手のようです。もっとも、その両親の子供、つまりアメリカ生まれのカンボジア人やベトナム人はさすがに英語は上手ですが。
最後に日本人街です。私は週3回くらい行っちゃいますね。日本人街に。はっきりいって手に入らないものはないんじゃないか?というくらい品揃えも豊富です。日本ではつぶれてしまったヤオハンスーパーマーケットでは日本の食材を買うことができますし(他にもたくさんの日系スーパーマーケットが存在します)日本のビデオなどは発売日に手に入ってしまうこともざらです。日本で放送されているドラマなどもビデオになって輸入されているので時間に余裕があるときはそういった類のビデオをみてすごしています。私にとって一番うれしいのは、日本製ゲームのレンタル。日本ではいまだ認められていないゲームレンタルも、ここアメリカでは合法的であってたったの350円で貸し出しをしています。ドラゴンクエスト7などもアメリカでレンタルしてやりました。安く上がりましたね。日系の本屋なども存在しますので雑誌も発売日に手に入りますし、日本の情報も即座に入手可能です。少々値段は張りますが手が届かないといった高さではないようです。美容院も日本語で。すしも新鮮なままで。漫画本もレンタルで。焼き鳥だってたべれちゃう、ロサンゼルスの日本人街なのです。見た目はアメリカ風ですが中身は日本ですね。
こんなかんじでここロサンゼルスはさまざまな種類の文化が交じり合って形成されています。人種差別もここではそこまでひどくはなく、人々がゆとりをもってくらせているようにみえます。ロサンゼルスの白人の人口比率も2000年度の国税調査では50パーセントをきったらしく、この町こそが国際タウンと呼ぶにふさわしい町なのではないでしょうか?
その反面犯罪などもはびこっていますが、危ない地域に足をふみいれなければ銃とは無関係の生活を送れます(カリフォルニアでは銃携帯は違法になっています)
もし、お金がない人で世界を感じてみたいと思う人がいるなら、私はロサンゼルスを勧めます。あなたの抱えてる先入観や偏見とは違ったアメリカ合衆国が見えてくると思います。
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