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頑張れメキメキパワー |
近年(2001年現在)、日本でも外国から流入してくる違法入国者問題で頭を抱えている。主に船などで働き場所を探しに入ってくる人達。それらの人達の多くが安い賃金で土木をはじめとする労力を必要としている会社で違法に働いていることが多い。雇用者は雇用者で安い賃金で日本人より賢明に働いてくれる彼らはいくら違法といえども立派な働き手になっている。
そしてここアメリカでも同じ様な現象が起こっている。特にカリフォルニアやテキサスなどメキシコに陸つながりになっている州はそれらの現象が顕著に現れている。南米から流入してくるヒスパニックとよばれる人達のことである。彼らの大多数がメキシコ人であり、ほかにもグラテマラやベネズエラなどの国からの違法侵入者もおおい。理由はメキシコとアメリカ、陸でつながっている隣国の経済格差が激しいということである。ご存じのようにここアメリカ合衆国は世界で1番といっていいほど経済が発達している国である。もちろん賃金も例外ではなくメキシコをはじめ中南米アメリカと比べると大きな格差があるのである。アルバイトを考えてみるとわかりやすい。同じ時間、同じ労働力で賃金が違うというならあなたならたぶんアルバイト先を変えてしまうのではないだろうか?
しかしアメリカ政府も日本政府と同様、厳重な体勢で違法入国を取り締まっている。国境が陸つながりであるため越境するのもたやすくいままででさえ多くのヒスパニックが入国している。しかし、国境付近で射殺されるもの、砂漠を抜けて入国しようとして餓死してしまうものがあとをたたないという。
そこまで危険を負いながら入国しようとするヒスパニック達、運良く入国できたとしてもここには快楽の地はないのかもしれない。労働基準法で禁止されているような安い賃金で働く人。奴隷同然のように朝から晩まで働かされる人。レストランで皿洗い専門として雇われている者。彼らは違法滞在であるためどんなに法律を盾にして賃金を上げようと努力しても見つかってしまえば強制帰国なためそのような行動にも移れない。しかし、私が聞いたところに寄るとそんな働き場所でさえ見つかれば運がいい方だという。多くが働き場所を見つけられず浮浪者同然の生活を強いられている。市民権を持っているヒスパニック達と市民権がない不法滞在者のヒスパニックではかなりの格差があるようだ。
しかしそんなヒスパニック達ではあるが私は彼らの生命力には感服するのである。彼らは必死に働き、必死に節約して少ない賃金の中から国の家族に送金をしているものもおおい。この雑記を書いているときでさえ、窓の外では芝刈りのヒスパニックのおじさんが額に汗して働いているのである。
確かに違法入国はアメリカという国を維持するために容認すべきではないと思う。しかし、アメリカ国民を守る権利があるなら、ヒスパニック達の生活を守る権利もあるのかもしれない。世界に格差がなくなったとき、もしかしたら国境という言葉は死語にかわるのかもしれないと思う私である。
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