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宗教による根底の違い |
2001年、9月11日におきたアメリカ合衆国の史上最悪のテロの報道特別番組で、アメリカがテロによって攻撃されたと聞いてまるで祭りのようにはしゃぎ、喜ぶパレスティナの国民達の映像が写し出された。アメリカ人がこれほどまでに犠牲になっているのにそれらを見て喜ぶ遺憾な国民達を見て、アメリカ人ならず日本人の中にも行き場のない怒りを感じた人達は多いだろう(真相についての記述は「マスコミの信頼性と情報操作」を参照)。
しかし、私達は以前に同じ様なことをしている、と言ったらどう思うだろうか?湾岸戦争を初め、イラク空爆、ユーゴスラビア空爆などなど、アメリカは多くの戦争を行ってきた。そしてそれらの戦争に勝利したとき、アメリカ国民は歓喜し、歌い、喜び、そして抱きあうのである。日本国民ですら、アメリカが戦争に勝利すると、賛辞をおくり喜ぶ。
・・・・と、そういった映像をパレスティナ側から見たらどうおもうだろうか?自分たちの国々に多くの爆弾を落とし、罪のない国民を多く殺した。軍事拠点だけではなく、民間の拠点も多くこわされ、数千、数万という命が失われた。そうした一方的な攻撃で破壊され、戦争に負けたのに、それらを見て歓喜している。喜んでいる。私達はこんなにも尊い命を失ったのに、悲しむどころか喜んでいるのだ・・、と。
なんて残虐な民族に映るか私にはわからない。なんて無情な国民に映るかわからない。今回のパレスティナの国民達が喜んでいた映像を見て感じた感情は、パレスティナの人達からみた、アメリカの姿でしかないのだ。行き場のないパレスティナ国民の怒りは一体どこにいくのだろうか・・。
そうした心境の中で、テロが起きる。アメリカ国民が多く犠牲になり、アメリカの国防総省が破壊された。そういったニュースを聞いて喜ぶのも、理解できるのではないだろうか?と私はおもう。いままで、やられっぱなし、殺されっぱなしだったアメリカを叩いてくれたテロなのだから。
しかしまぁ勘違いしてほしくない。今回のテロに関して私はアメリカを絶対的に支援する。これほどまでに罪のない市民を巻き込んだ大虐殺に報復することを一個人として支援している。
私達日本人は西よりの教育、つまりキリスト教・資本主義の教育を施されてきた。そうしてできあがった価値観がいつのまにか、共産主義やイスラム原理主義を悪として捉えてしまっている現状がある。しかし、一度相手の立場になって考えてみるとアメリカも残虐な行為をしているわけである。都合のいい解釈しかできない人達は、パレスティナの人達の喜び方をみて、「なんて非道で無情な人達なんだ」とおもうだろう。自分たちも「なんて非道な国民」なのに。
つまりは価値観の違いなのである。根本となる考え方、その国を取り巻く国際関係。そういったものも理解してほしいとおもう。戦勝したときに喜んでいたアメリカ人も「罪のない一般市民」であり、今回のテロを喜んでいたパレスティナの住民も間違いなく「罪のない一般市民」なのだから。
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