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いろいろ便利?ショッピングカート |
日本にある大概のスーパーマーケットには必ずショッピングカートがある。買いたい物をそのカートのなかにポンポンといれてどの客もゴロゴロゴロゴロそのカートを押しながら動く。手にかごをもって歩くには少々重すぎる買い物もそのカート一つあればらくらくできてしまうのである。
さて、もちろんといえばもちろんなのだがアメリカにもそのショッピングカートは存在する。しかし、やはりそこはアメリカ、サイズが桁違いに大きい。日本のそれとくらべて約2倍はあろうか?とおもえるほどのその大きさ。はっきりいってその大きさ故に初めてみたときはこんなに買い物するやつがいるのかよ!!と疑ったものだ(実際にはまとめ買いをするアメリカ人は多いのでそんな大きさのカートでもいっぱいいっぱいの買い物をしている連中も多い)。
そのカート、時々とんでもないところで発見することがある。どう考えても近くにその系列のカートを使っている店がないにもかかわらず、道沿いにぽつんと置き去りにされているカート。はっきりいってとても不思議である。しかしそういったカートは一つや二つではなく、かなり多く見つけることができる。理由は簡単。小数のアメリカ人がはるばるそのスーパーマーケットからカートを延々と押し続けて自分の家付近まで持って行くからである。
店側としてはいい迷惑である。一つ100円程度で購入できるカートであるなら話は別だが、一つどう考えても5000円はするとおもわれるカートを毎回毎回もって行かれてしまっては店の経営に大きな打撃をあたることは必須。そのために聞いた話ではあるが毎月一回程度その置き去りにされたカートを集めるためにトラックが町中を走り回る。実際見たことがあるそのトラックの後ろには何十台というカートが積まれていた。ほんとにアメリカ人ときたら店側の都合というものを考えたことがあるのだろうか?と考えさせられてしまう。
さてその他のカートの利用例はというと、ホームレスの人達の運搬用手段となっているようだ。日本の昔話とかにでてくるリアカーをひいて夜逃げする家族のようにホームレスのおじさんたちはその馬鹿でかいカートの中に家財道具を入れ毎日毎日歩いている。無料で盗んでこれるのだからこのカートほど便利なものはないといったところであろうか?ホームレスによってはそのカートの中に落ちている空き缶や段ボールなどを集め、リサイクル所にもっていって換金している人も多い。余談だがある専門家によるとこういった類のホームレスがいなくなると50パーセント街が汚くなるとかなんとか。
とにかくいろんなところで活躍(?)しているショッピングカート。その大きさ故に使い道も多いようだ(笑)。
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(アメリカ合衆国についてのエッセイ集)
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