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俺ってかっこいい? |
私はよく電車に乗ると人間観察をする傾向にあるとおもう。誰でも同じだとは思うが「あっ、かっこいい髪型だなぁ・・」や「あの人どっかの芸能人に似てるなぁ・・」などなど一人でいろいろなことを想像しながら電車に揺られるのである。時にジロジロ、時に横目を使ってそぉっと観察。ばれないようにばれないように観察する(笑)。
しかし、時々そんな目線をかんじてか、観察している人と目が合うことがある。しかしその瞬間に私はサッと目をそらす。まるで見てもいなかったかのようなフリをするのだ。そしてその人がまた目をそらしたら観察を始めるのである。
そんな人間観察、歩きながらでも無意識に行っている。ほんの一瞬に過ぎないが顔をちらっとみたり、服装や髪型をチェックしてみたりする。アメリカでももちろん私はそういう行動をとっているし、きっと誰でもそうやって歩いているものだとおもう。
アメリカに留学して間もない頃、私は道をいつもどおりにあるっていた。そこに一人の白人の女性が前からあるってきたのである。私はそっと顔を見ようとしたが、不幸にも(?)目線がばっちりあってしまったのである。その瞬間、彼女は「ニコッ」と最高のほほえみを私にくれたのである。「あ、彼女、俺のこと好きなのかな?」なんて勝手な妄想をしながらその日は終わった。それくらいの素敵な笑顔だったのである。
他の日にもそういうことが多々あった。すれ違う女性にニコッと笑顔をもらう。しかしこんな私がこれほどまでにアメリカ人女性から好かれるわけがないと、半分自虐的なことを思いながら友達に聞いてみることにした。彼が言うには「アメリカ人女性は目線があったとき、笑顔をつくるという文化を持っている」らしい。
つまりあの私にくれた最高の笑顔達は私だけにではなく誰にでもあげるものなのだ。少々残念(?)なのだが、しかたがないのであろう。
道路でも店でもレストランでもアメリカ人女性は最高の笑顔をくれる。そういった事実を知らなかったらストーカーにでもなってしまう人がいるのではないだろうか?というくらい素敵な笑顔である。この文化について記述してあった文章によると、「笑顔を勝手につくってしまう。やめたくてもやめられないのだからしょうがない」とのこと。アメリカ人女性は笑顔をつくろうとおもって作っているのではないという。日本ですれ違うたびにお互いバレバレに目線をそらしあうよりよほど素晴らしい文化だとおもうが、なれるまで少々時間がかかるのも事実である。
今日もそんなことを知らない留学生達がドキドキしながら夜を過ごすであろう。「声かけておけばよかったなぁ・・」と(笑)。声をかけても玉砕がいいオチなのだが・・・。
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