|
|
|
一つの国の中の時差 |
ご存じのように日本の時間は兵庫県にある明石という町を基準としてはかられている。北海道だろうが沖縄だろうが東京だろうが日本の領土ならどこでも同じ時間に統一されているというわけだ。そのため、朝のテレビ番組のズームイン朝などで日本各地の朝を紹介しているが、北海道は青空、東京は朝焼け、沖縄は暗闇、などといった現象が起きてしまうのである。
ここカリフォルニアの時間帯は日本のそれと比べ17時間ほど遅い。日本が昼下がりの頃にアメリカでは夜中を迎える。しかし、アメリカ、ニューヨークでは日本が昼下がりの頃にはもうすでに真夜中である。これはアメリカ合衆国内にいくつものタイムゾーンと呼ばれる時間帯が存在するからである。例えば、ロサンゼルスの町が朝の通勤ラッシュを始める頃、ニューヨークの町は昼を向かえる、というわけだ。知っての通りアメリカ合衆国は日本に比べ途方もなく大きい。そのため、同じ時間帯を使用してしまうのにはかなり無理がある、というわけだ(ここカリフォルニアだけで日本とほぼ同じ面積を持つ)。
興味深いのがアメリカ合衆国内の県のような存在である州の中でも時差が違うところがあるということだ。テキサス州のような大きな州では時間帯を2つに分断させている。西部のエルパソという町の周辺のみ中西部の時間帯を使用しているというなんとも不思議な時間帯の使い方をしているのだが、これも一つの州が途方もなく大きいから、という説明できてしまうのかもしれない。しかし、よくは覚えていないが他のそれほど大きくない州でも時間帯を2つ使用しているところもあり、その理由はというと謎のままである。
一つの国に一つの時間帯、というのが普通の考えのように思えてしまうのだが、アメリカを始めカナダロシアなどあたりまえのように複数の時間帯を使っている。日本でも少数意見ではあるが沖縄、北海道の時間帯を変えよ、というような話を聞いたことがあるがまぁ日本くらいの国ならば変える必要性はないように思える。
とにかくアメリカ合衆国を旅行すれば何度も腕時計の時間を変える必要性に迫られる。しかし時には忘れることもしばしばで、道行く人に「今何時?」と聞かれると結構パニックに陥ってしまったりしてしまうのである(笑)。夏には夏でサマータイムを導入する州としない州とがあるのだからまたまたややこしいこときわまりないのである(笑)。
|
|
|
|
|
|