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グローバルスタンダードの国? |
最近になって世界各国でグローバルスタンダードが叫ばれている。グローバルスタンダードとはご存じの方も多いように「ある国や地域、もしくは企業などに当てはめられる基準ではなく、世界中どこでも使える基準、規格やルールのこと。」といった意味で現在使われている。正確に言うとグローバルスタンダードには2種類あり、ひとつはISO(国際標準化基準)などの国際機関が定めた標準規格のこと。もう一つはある商品や技術が世界中に普及して事実上国際基準になっているものをさす。たとえばマイクロソフトのウィンドウズなどである。
そのグローバルスタンダードを一番強く主張している国がある。そう、アメリカ合衆国である。日本の風土や文化に基づいている産業を否定し、世界的な産業に変えるためにしばしばアメリカ合衆国はグローバルスタンダードの名の下に日本を批判する。私がおもうにアメリカ合衆国と中国ほどこじつけの上手な国はないのではないだろうかとおもう。
今現在、世界の単位の標準基準はメートル、グラム、リットル、摂氏などである。しかしこのアメリカ合衆国ではご存じの方も多いが単位がすべて違う。メートルはフィート(30.48センチ)やヤード(0.9114メートル)、マイル(1.6キロメートル)もしくはインチ(2.54センチ)がそれの代用をこなす。グラムはポンド(0.454キログラム)。摂氏は華氏(華氏=9/5摂氏+32)。リットルはガロン(3.7853リットル)といった具合にすべてがすべて単位が違う。
考え見ても欲しい。靴のサイズは?ときかれたらそくざに自分の27センチの靴の大きさをインチに考え直して言わなければならない。どれくらい遠いの?と聞かれたらキロメートルではなくヤードやマイルで答えなければならない。ほんとにいい迷惑である。
私がアメリカに来たばかりのころ、熱をだして病院にいったことがある。そのとき体温を測られ見せてもらった時に私は驚愕した。私の体温は101度だったのである。私はついに常人の壁を撃破して血液が沸騰でもしているのだとばかり思ったが、よく考えてみるとここはアメリカ。基準が違うのである。ためしに計算してみると、101引く32割る9/5、つまり38.3度。そこまで高くはない熱であった。
夏の温度は100度を越え、冬の温度はどんなにさがっても30度付近。こんなおもしろい単位の使い方もわるくないなぁ・・とおもいつつもいざ計算しなくちゃいけないときはややこしいのである。
高速道路でもよく似たような間違いに気付く。車のスピードメーターは80をさしているから、80キロだと勘違いをして飛ばしていると後ろからパトカーが。理由を考えてみると80キロだとばかりおもっていたスピードは実は80マイルでスピードにすると128キロだったということもあり得るかもしれない。
体重計にのればのったで150キロ(実際は150ポンドなので67キロ)。ガソリンを入れれば一リットル150円(実際は一ガロン150円、つまり一リットル40円くらい)。しらなければ驚きの連続である。
こんな単位の違いをいまだに後生大事につかっている国はアメリカとイギリスくらいだそうだ。グローバルスタンダードを引っ張っている両国がこんなことでいいのだろうかと、いつもながらに思う私である。いい加減に直そうという動きも強いらしいがアメリカ人はキロメートルや摂氏ではなされるともっとちんぷんかんになってしまうのが現状である。しかも彼らの数学のレベルの低さも合わさるので、瞬時に計算してポンドや華氏に直すということは少々厳しいのかもしれない。一応授業等ではキロメートルなどで出る場合も多いが、そのあと教授はしっかりとヤードやマイルに直してあげるやさしさである(笑)。
日本を批判するまえに、とにかくアメリカの単位の違いだけは直して欲しいと思う私である。なぜか?住んでいてとてもややこしいからなだけだったりもする(笑)
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