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戦争神社?靖国神社 |
2001年、8月13日。小泉首相は靖国神社を参拝した。終戦記念日に参拝するはずだった予定を急きょ変更、2日早めての参拝したのは、田中真紀子外相を始め多くの国会議員が韓国・中国への配慮から小泉首相に進言をし、変更に至ったという経緯であった。
私敵には是非とも、小泉首相には8月15日に参拝してほしかったわけだが、あまりの抵抗の大きさに変更さざるを得なかったことも理解できる。しかし、結果的に参拝したことにより、8月15日に参拝してほしかった右派にも参拝してほしくなかった左派にも示しがつかなかったのは大きな間違いだったのだろう。
このニュース、アメリカでもそれなりにクローズアップして報道された。しかし、そのニュースの中でどうしてもアメリカのマスコミらしい表現方法が使われていたのである。
それはというと、靖国神社のことを「ウォーシュライン(戦争神社)」と報道していたことである。メモリアル神社でもなく、靖国神社でもなく、戦争神社。その戦争神社に一国の首相が終戦記念日に参拝しようとしている、というニュースを聞いたらアメリカ国民はどう思ったのだろうか?「なんて右翼思考が強い首相なんだ。また日本は戦争を始める気か?」年配者はそう考えてもおかしくない。
日本のマスコミももちろんそうだが、アメリカのマスコミもニュースをおもしろくするや都合をよくするために敢えて間違った表現方法を使用したりする。もしかしたら事情を全然しらないアメリカ人が作ったニュースかもしれないが、そういった風には聞こえなかった。
アメリカでももちろん、田中真紀子外相が訪米したときに参拝したような戦死者の墓地、メモリアルパークというものが存在する。もちろん、大統領も参拝する。戦争のために死んでいった国の英雄達を称えるため弐である。戦死者というのは国のために戦って亡くなった英雄であり、参拝されるべきだと私は思う。戦いたくて戦って死んだ人達ばかりではない。死にたくなかったのに国のために死んでいった人達のほうが多いのである。そうした人達を戦犯者だからといって参拝できないのはどうかとおもう。亡くなった方は一体なんのために亡くなっていったか、わからないのではないだろうか?
アメリカは戦勝国だから参拝しても非難はない。日本は戦敗国、つまり悪いのだから参拝してはいけない。戦勝国だからメモリアルパーク(記念墓地)。戦敗国だから戦争神社。なんだかよくわからない理屈が世の中には多すぎると思う最近である。
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(アメリカ合衆国についてのエッセイ集)
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